それが仮想空間の出来事であっても、その臨場感が強烈であれば、強いホメオスタシスフィードバックの作用で本当に生体に異常をきたし、場合によっては死んでしまうこともある:苫米地英人著 洗脳護身術

それが仮想空間の出来事であっても、その臨場感が強烈であれば、強いホメオスタシスフィードバックの作用で本当に生体に異常をきたし、場合によっては死んでしまうこともあるということだ。

以上を、苫米地 英人 (著)『苫米地英人コレクション1 洗脳護身術』54ページより引用させていただきました。

マトリックスという映画で仮想空間での死が現実の死となるシーンがあって、いやいやそれはないでしょとその時には思っていたが、どうやらあり得るようだ。

詳しくはこの本を読んでもらうとして、もしこれが本当なら、いわゆる現実とは無関係に自分の望む仮想空間で生きることは、そんなに悪くないことになる。

仮想空間の使い方によっては自分の夢を叶えることも出来そうだ。

問題は如何にして強烈にその仮想空間に臨場感を持つか。
現実ではない仮想空間に対してホメオスタシスフィードバックが起こるほどに強烈な臨場感を持つにはどうしたらよいのか。

普通に考えて普通に暮らしていて私達が臨場感を持っている仮想空間と言えば、映画やドラマ、小説に漫画、テレビにゲームというところでしょうか。
気づかないところで言えば、政治や宗教それに新聞やSNSも仮想空間と言えるでしょう。

そう考えると私達が仮想空間以外で生きている時間は思いのほか少ないと気づきます。
仮想空間と現実の違いは、仮想空間は人間の頭で如何様にも造れるが現実はありのままであり人工ではないということです。

さらには仮想空間は物理的には存在しないが現実世界は物理的に存在している点が違います。
物理的には存在していないものが物理的に存在しているものと同等の効果を与えることができたなら、強烈な臨場感を生み出し実際に生体のホメオスタシスフィードバックにまで繋げることができるのでしょう。

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