現在、日本の国会議員はその四分の一が世襲議員。国会議員の選挙は、世襲議員にとって実に一万倍も有利:苫米地英人 洗脳護身術

現在、日本の国会議員はその四分の一が世襲議員だという。
国会議員の選挙は、世襲議員にとって実に一万倍も有利に働いているわけだ。

以上を、苫米地 英人 (著)『苫米地英人コレクション1 洗脳護身術』20ページより引用させていただきました。

普通に考えて、そして歴史という時間の流れで考えて、もし自分が富と権力を持っているならそれを自分の子供や孫に継承するというのがごく一般的ではないでしょうか。

自分が苦労して築いた富と権力をわざわざ見ず知らずの人に手渡す人なんていないと思います。

そう考えると人類の歴史の中で、先祖代々富と権力を受け継いできた一族が存在していてもおかしくないと考えられます。

そしてそのような一族は自らの富と権力を利用してさらに自らの富と権力を高めようと計らってもなんの不思議もありません。

そしてそのような一族は世界各地に存在しており横の連帯を保っていると考えられます。
一つの一族が全地球を支配する必要はないのです。
それぞれの一族が地方自治体の様にそれぞれの国を支配すればよい。
争い合って競い合ってただの一つになる必要はない。
横の連帯を取りつつ自分の一族の富と権力を継承できればいい。
そういう考えだと思われます。

国家は取り換えの利くものです。
いくらでも変えることができます。
国家指導者の栄枯衰退を見れば明らかです。
しかし変わらないものは一族の富と権力の継承。

長い歴史の中で自らが獲得してきた富と権力を子孫へと継承してきた世界各国の支配的地位にいる一族、それらの横の連帯こそ、国家の上位に位置する真の支配層ではないでしょうか。

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