演劇において役者は変性意識への誘導と内部表現を書き換える技術に優れているので、観客は能動的にそれをイメージするようになる:苫米地英人著 洗脳護身術

(演劇において観客が能動的にイメージしなければならないという暗黙の)「ルール」が適用されるのは、演劇を鑑賞している観客が変性意識状態にあるからであり、役者が変性意識への誘導と内部表現を書き換える技術に優れているからである。

以上を、苫米地 英人 (著)『苫米地英人コレクション1 洗脳護身術』87ページより引用させていただきました。

テレビにおいてはテレビ出演者達もしくは番組全体としての演出が視聴者を変性意識状態へと誘導し視聴者の内部表現を書き換えているということか。

テレビが視聴者を自民党が統一教会とべったりであり裏金問題が重大問題であるというストーリーに臨場感を持たせているということか。

変性意識状態とはリアルな現実ではなく仮想的な現実の方により強い臨場感を持ってしまうことだろうから、まさにテレビは洗脳していることになる。

だって統一教会に関係する人と一緒に撮った写真や統一教会関連団体主催のイベントに参加している写真が存在しているというリアルな現実はあるが、だからといって統一教会と自民党が深い関係にあるという証拠には全然ならないからだ。

であるのにも関わらず日本国国民はテレビの洗脳によって自民党と統一教会が深い関係にある仮想現実で生きている。

他にも日本国国民は米が不足しているという仮想現実に生きている。
実際には米はまったく不足していない。備蓄米があるので。
米が不足しているという仮想現実に臨場感を持っているので国民は米を買いだめすることになる。

そして総選挙の近いいま国民がまさに生きている仮想現実のひとつは自民党の裏金問題は許されない大問題であるという仮想現実だと思われる。
もしそれが事実ではないのなら、事実に基づかない現実は仮想現実と言ってよい。
本当に自民党の裏金は大問題なのか?

事実に基づかない現実は仮想現実、、、
まさに陰謀論は仮想現実である。
ワクチンに関する現実も仮想現実。

事実ではない仮想の現実に強い臨場感を抱いてしまうのは人が変性意識状態になっているからだろう。
人が変性意識状態になれば、その変性意識状態にある仮想現実を操作するだけで変性意識状態の人間を操作できるようだ。

洗脳によって他人を支配する場合、現実世界を操作する必要はなくその人が臨場感を抱いている仮想現実を操作(内部表現の書き換えを)すれば目的が達成されるというのは、非常に興味深い。

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