どうしたら参戦の判断をしないのか、答えは簡単だ。国民のほとんどが賛成する状況を避ければいい。すなわち、国民の全員が同じ判断の基準を持たなければいい。多様な価値を信じればいい。
以上を、苫米地 英人 (著)『苫米地英人コレクション1 洗脳護身術』15ページより引用させていただきました。
以前、世の中ってどうしてこうもマイノリティが優遇されるのだろうと考えた時、ひょっとして世界の真の支配者って本気で世界から戦争をなくそうと考えていて、そのためにまずマイノリティ絶対優先優遇社会を作り、その後移民を増やし民族をごちゃ混ぜにして、同時に宗教もごちゃ混ぜにして、そうやって地球から国境を無くして戦争のない地球を作りたいのだろうか?と思ったことがある。
戦争の原因は国家があるからであり、宗教同士の争いがあるからだ。
であるのなら原因である国家や宗教をなくせばいい。
民族も宗教もごちゃ混ぜになれば、戦争を起こせなくなる。
そう考えた時期があったのだ。
苫米地氏はこの本においてもし日本で戦争が起きるときは参戦には国民の総意が必要になるので、総意状態が起こらなければ参戦も出来ないだろうとしている。
多様性が戦争を防ぐなら、いまがその時代だとも言える。
今の時代ほど国民がバラバラの時代はない。
国民がバラバラの方が戦争は起きないだろうが、国民がバラバラでは国民の総意は実現できない。
国民がバラバラではこの国で一番人数の多い日本人が多数決で勝つことができない。
日本人が参戦することはないが、かといって、代償として日本人の意思が尊重されることもない。
我々その他大勢は一丸とならなければ力を持たないからだ。

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