仏教伝来前から、日本人は祟る霊の概念に洗脳され、葬式やお盆、お祓いは、霊が見える臨場感世界への介入に用いる道具であり、これにより日本仏教は権威を持つことができた:苫米地英人著 洗脳護身術

仏教伝来前から、日本人はこの祟る霊の概念に洗脳されていたのである。
(中略)
葬式やお盆、お祓いは、霊が見える臨場感世界への介入に用いる道具であり、これがあるからこそ日本仏教は権威を持つことができたのである。

以上を、苫米地 英人 (著)『苫米地英人コレクション1 洗脳護身術』51-52ページより引用させていただきました。

物理的にそれが本当に存在しなくても、洗脳によってそれに対して強い臨場感を抱けば実際に見たり感じたりするそうです。

強い臨場感を抱いた現実世界の方に人間のホメオスタシスフィードバックが反応するようです。

葬式やお盆、お祓いなどが洗脳の結果持たされた権威だとしても、ほぼ全員の日本人がそれらに強い臨場感を持っている以上、一部の人間の洗脳が解除されたとしてもそれらに従わなければまともな社会生活が送れないという現実があります。

そうなってくると「当たり前」ってなんだろうという話になります。
葬式やお盆はみな当たり前にやったり過ごしたりしています。
ただお祓いの方は必ずしも当たり前とはなっておらず、迷信だと言ってお祓いを信用しない人も多くいます。

宗教における神も同じなのかもしれません。
神が存在する現実世界に強く臨場感を持てば、実際に神を見るだろうし実際に神を感じることでしょう。
さらに物理的に存在している神ではないので、自由に神を想像して創造して指導者としての権威付けにも大いに利用できたことでしょう。

いずれにしても真実は民主的です。
真実は多数決で決まるからです。

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