教祖の都合で構築された、映画のような虚構の世界を現実世界だと思い込んで臨場感を感じ、抜けることができないのがカルトの洗脳:苫米地英人著 洗脳護身術

教祖の都合で構築された、映画のような虚構の世界を現実世界だと思い込んで臨場感を感じ、抜けることができないのである。これがカルトの洗脳である。

以上を、苫米地 英人 (著)『苫米地英人コレクション1 洗脳護身術』35ページより引用させていただきました。

私は本書のこの部分を読んで地球が平らだと信じているフラットアーサーたちを思い出してしまった。
フラットアースの場合も教祖がいて頑なにその教祖の言うことをフラットアーサーたちは信じている。
そしてその教祖の言うことはまさにSF映画である。
しかしフラットアーサーたちはそこに臨場感を感じている。
SF映画の内容を本当だと信じそこに臨場感を感じて抜けることができない状態は果たして人として望ましい状態だろうか。

フラットアースの教祖は聖書をそのまま信じている。
なので地球は平面なのだろう。

地球は本当は平面で、天蓋におおわれ宇宙など存在しない、その平面の外側には未知の世界が広がっている。
そしてそのことを知っているのは自分だけ。
他の人は決して信じないだろうが自分は真実を知っているので地球は平坦だと信じている。
世界には地球が平坦であることを隠す虚構の学説と虚構のニュースが溢れている。
日々世界は自分を騙そうとしている。
日々世界は地球が球体であると嘘をつき続ける。
その嘘には莫大な資金と人力が毎日毎日全世界規模で費やされている。
まったくご苦労さんなことだ。

フラットアーサーたちはそう信じている。

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