自然保護や健康食品など誰にでも受け入れられる事柄や、花粉や電磁波による被害などありふれた事柄に注意

カルトや一部のセミナーグループなどでは、自然保護や健康食品といった一見、誰にでも受け入れられる事柄に洗脳技術を巧妙に取り入れたり、花粉や電磁波による被害など日常にありふれた事柄を必要以上に煽ることで恐怖感を植え付け、資金や信者を集める事例が急増している。

以上を、苫米地 英人 (著)『苫米地英人コレクション1 洗脳護身術』3ページより引用させていただきました。

引用した部分はこの本の一番最初のページに書いてあいてあります。
まさにテレビ番組そしてSNSのタイムラインのことが書いてあります。
誰でにでも受け入れられる事柄に結びつけて事を進めるやり方。
日常にありふれている事柄を異常に煽るやり方。
これってみんなに当り前だと受け入れられているものや、ありふれているけど確かにじっさいそうであることに、自分たちが誘導したいものを結び付ける作戦ですよね。

自然を守ることは良いことだ。
誰も反対する人はいません。
だれでも賛同します。
健康に良いとされる食品。
健康に良いんだからこれは良い商品だと賛同します。

花粉や電磁波は確かに体には良くない。
でもそれらの影響は軽微でありさらに日常にありふれている。
でも花粉や電磁波が体には良くないのは事実ではある。

自然保護、環境に優しい、自然にやさしい。
本当に良いことですが、一番自然を破壊しているのは私達人間という事実を無視している。
逆に問いたい。人間以外に自然を破壊しまくる生物はこの地球上に存在しますか?と。

健康食品。
健康維持に役立つ食品は確かに悪いものではないでしょう。
ですが考えても見てください。
普段私たちが摂っている食事はなんと!
私達の生命を維持しているのです。
その証拠に食事を摂らないと人間は必ず死にます。
健康食品は健康を維持する食べ物。
一方で毎日三度あるいは二度あるいは一度摂る食事は生命を維持する食べ物。
健康維持と生命維持どちらが大事ですか?
そもそも食事には健康を維持する機能が入っているはずですよね。
だからこそ生命も維持できるはずです。
健康でなければ死んでしまいます。
動物も植物も生命を維持するものだけを摂取しています。
健康の維持だけを目的として摂取するというのはありません。

花粉や電磁波以外にも軽微でありふれている被害はたくさんあると思います。
たとえば食品添加物や除草剤や洗剤や、外を歩けば排気ガスにPM2.5、様々な病原菌、太陽の紫外線による被害、雨による放射線被害、思いつくだけでもこれだけあります。
おそらく実際にはもっともっとあるのでしょう。
これらも「確かに」人体に害を及ぼすのでしょう。
でもそもそも私達は日々老化という害を受けていませんか?
それに対策するのも重要に思えます。
恐怖が肉体に与える悪影響も大です。
確かに存在する軽微な被害を恐れるあまり恐怖心から不安になり過敏になり精神的にダメージを受け続け結果的に肉体に被害を受けてしまっては本末転倒です。
もちろん軽微な被害であっても防げるなら防いだ方が良いのは当たり前の話です。
私の考えですが、おそらく私達の肉体はそんなにやわではないと思います。
日々軽微な被害は自分で自然と修復していくんだと思います。
自然治癒力とか免疫力の問題だと思います。

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