いわゆる陰謀論のおかしなところ
その1、もし陰謀論がすべて真実であるなら相手があまりにも強大で私たちにはなす術がない。
陰謀論がすべて真実ならもうこのゲームは詰んでおり無理ゲーだ。
その2、世界を揺るがすような真実を、ネットや本だけで掴むことができるとは到底思えない。陰謀論が本当であるのならネットや本に描かれない部分にこそ真実があると思える。表面に出ていないものこそが真実になり得る。
一方で何の根拠もなく世界は良い方向に向かっていると断言する待望論も存在している。
待望論はたいていスピリチュアルなので物理的には証明のできない世界の話だ。
スピリチュアリストが何々はこれこれであると主張するのを否定も肯定もできない。
スピリチュアリストの目にそれが見えていても私たちにはそれが見えないので何とも言えないことになる。常識的にそれは存在しないのだが目に見えない世界までを考慮するとその存在を否定する確固たる根拠もまた存在しないのだ。
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