実は仮想現実で生きている私たち

私たちの価値観は新聞テレビそして映画やドラマの教える価値観で出来ている。
それは疑いようがない。
だって実際にそうなんだから。
かつてテレビでマスクが不足しているトイレットペーパーが不足していると大々的に報道する前まではそれらがあったが報道後にはそれらが品切れになってしまった。
かつて同性愛は気持ちの悪いものであったが現在では新聞テレビそして映画やドラマの影響力によってみんな何とも思わなくなった。

世界はメディアの創り出す価値観で出来ている。
言葉を変えれば世界はスクリーンが描く価値観で出来ている。
世界はメディアから与えられた印象とイメージで出来ている。
人は理性ではなく感情で動く。
人は理性ではなく印象とイメージで動く。

そしてSNSもまた同じである。
SNSも写真と動画というスクリーンで特有の価値観を世間に広めている。
SNSも外に情報を求めることなくSNS内だけで知識を完結してしまうと仮想現実に生きることになる。
新聞テレビそして映画やドラマにしてもSNSにしてもマスメディアとしての本質は同じで違うのはその発信者が権力側の独占状態にあるかどうかの違いしかない。

新聞テレビそして映画やドラマさらにSNSなどのマスメディア。
知識や認識がそれらマスメディアの中だけで完結しているのなら、それは仮想現実で生きていると言える。

というのは本当の現実とは、自分の五感で総合的に認識したものだけだからだ。
実際にそれを体を動かして体験してみないことにはそれの本質は絶対に分からない。
頭だけで思考するだけでは絶対にそれの本質を知ることはできない。
頭だけでそれを知った気になっているのが仮想現実で生きるということだ。

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