いますぐ出来る別の人生に転生する方法

自分が特に特別な存在でもなくしかも多くを知っていると思っていたのに何も知っていなくて物事に対する予想だってほとんどが当たらずそれでもなんだか自分は一番偉いと思っていたそんな日々に長い病の床で何もできずただただ考えていた時結論として自分は死ぬべきだと思った。

そして実際に思考の中で死んでみた。
もし自分が実際に死んだとして死んだその刹那また自分の肉体に転生したらどうだろうと考えた。
しかもそれまでの記憶をすべて持ったままだとしたら。

俺は死んだ。
そして生まれ変わった。
転生したのだ。
死んだ直後の自分の肉体へ。
それまでの記憶を保ったまま。

せっかく転生したのに死ぬ直前の自分の肉体に転生してしまった。
これじゃ前の人生と何も変わらねえじゃねえか!
そう変わらない。
現実は変わらない。
でもマインドは変わる。

死ぬ前の人生は前世の自分の人生となった。
すべては前世の自分のやった過ちである。
その前世の自分の過ちの結果がこの転生した自分の人生のこの環境である。
死ぬ直前の自分の肉体に転生してしまったので死ぬ前と環境が何も変わらない。
転生したのに何も人生は改善されていない。
でも転生して命を再び授かった以上生きなければならない。
一度死んだのだからまたすぐに死ぬわけにはいかない。

与えられた人生で精一杯生きるしか方法がないのだ。
せっかく生まれ変わって転生したのに、、、

しかし過去の後悔は清算された。
すべては自分の前世の出来事だ。
そして生まれ変わった記憶は前世の記憶を保ったままだ。
俺は自分が何も知らず偉い人間でもないと悟ったまま転生したという強みがある。

俺は前世の自分という反面教師を持ちしかも生まれ変わったのにも関わらず前世での記憶をすべて持って生まれて来た。経験値という点ではとても有利な状況なのだ。

そう考えると何だか気が楽だし楽しいではないか。
この人生をしっかりと生きようという気になる。

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