現代的な洗脳は、あらゆる技術で変性意識を生成し、また仮想世界を構築する。内部表現が仮想世界まで広がり、ホメオスタシスフィードバックループが仮想世界まで広がっている
以上を、苫米地 英人 (著)『苫米地英人コレクション1 洗脳護身術』46ページより引用させていただきました。
感情が動かされたということはホメオスタシスフィードバックが起こったということであり、それに対して自分の意識が変性意識状態になり、内部表現が仮想世界にまで広がっている証左なんだと思う。
私たちが現実世界以外で感情が動かされるものと言えば、映画やドラマにアニメ、テレビ、SNS、小説、漫画、音楽、歌などなど。
なぜ感情が動かされるかというと、その世界観に臨場感を覚えて、あたかもそれが現実世界であるかのように思うから。人はそれがあり得ると思うから感情移入できる。
映画で犯罪者が主人公でカッコいい俳優が演じれば、犯罪者が善かもしれないと思うから感情移入ができる。映画で犯罪者がカッコよく描かれれば悪が善に見えてくるから感情移入も出来てしまう。
映画やドラマの中で主人公たちがファッショナブルに万引きをすれば、自分達も現実世界で万引きをしてもいいんじゃないかと思ってしまう。映画やドラマの描き方によっては万引きに共感してしまう。
このように映画やドラマに限らず、洗脳によって新たな当たり前をつくることができる。
いまの当り前と言えば、夫婦別姓当たり前、ジェンダー平等当り前、LGBT当たり前、多様性当たり前、SDGs当たり前、等々、、、
どうしてそれが当たり前なのかと言えば、映画やドラマそしてテレビにSNSがそう言っていたから、となる。
なぜみんなテレビを信じるかと言えば、テレビが嘘を言うわけがないと思っているから。
なぜテレビは正しいのか?テレビが自分のことを正しいと言っているから。
それでみんな納得している。

コメント