テレビは営業成績を上げるために数少ない特殊なケースにばかりスポットライトを当てるので注意が必要です

数の多い普通の事例をテレビで放送しても誰も見向きもしません。
なかなか起こり得ない事件とか、あまり存在しない特殊な人物を取り上げてこそ、みんなが興味を持って視聴します。
当たり前でないことを取り上げるのがテレビなのです。
当たり前のことをテレビで放送しても誰も見ないのです。
そこんところを頭に入れておかないと当たり前でないことを当たり前に思ってしまう危険性があります。
今では同性愛者が当たり前のように周りにたくさんいるように思い込んでいますが実際はどうですか?私のまわりにも私の人生においても同性愛者は一人もいませんでした。
アイヌ差別はどうですか?あなたはアイヌの人を差別したことがありますか?あるいはアイヌの人が差別されているのを実際に観たことがありますか?テレビの中ではなく。
私はアイヌの人を差別したことが無いですしアイヌの人を差別している人も見たことがありません。
そもそもアイヌの人を見たことがあるのは観光地の売店でだけだし、そもそもその売店の人が本当にアイヌの人だったかどうかも知りません。
テレビ番組を見ていれば分かるようにテレビに出てくる人は大抵数が少ない特殊な人たちです。
テレビにおける一般人と外国人やLGBTの人との比率が実社会における比率と異なるのは肌で感じてわかると思います。
テレビに出ている人には特殊な人が圧倒的に多い。
しかしその特殊な人の比率は特殊なゆえに一般社会では圧倒的に少ないのです。
ここで錯覚が生じます。
テレビに特殊な人が多く出演しているので一般社会でもそういう特殊な人がたくさんいると勘違いしてしまいます。
これを私は特殊の一般化と呼んでいます。
テレビには良い面もたくさんありますが、この特殊の一般化という弊害もあるのです。
滅多にいない人がたくさんいるように思い込んでその対策が今にでも必要だと思い込む。
滅多に起こらないことが明日にでも起こりそうでその対策が今にでも必要だと思い込む。
滅多に起こらないことがあちこちでさらに明日にでも起きそうだと心配になってしまうのです。
なので普通の頭で当たり前に考えることが必要です。
今までたった一回とか数回しか起こらなかったことがすぐ明日にまた起きるだろうか?と。
今までたった一人とか数人しか存在しないそんな人物が自分のまわりにいる可能性はどのくらいだろうか?と。

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