私の嫌いなものは、嘘とダブルスタンダードだ。
だから新聞テレビコメンテーターには噛みついてしまう。
しかし私などが声をあげても何の影響力も持たない。
そこで私は考えた。
なぜ新聞テレビコメンテーターは嘘つきでダブルスタンダードなのかと。
以下の様に仮説を立てるとそれがうまく説明できた。
過去の歴史の中に祖国を持たず迫害と差別を受けたマイノリティが存在した。
そのマイノリティがいつしか迫害と差別をバネに知性と努力で世界の中心的存在となった。
世界の主導権を握ったマイノリティは当然のように、自分たちの都合の良いように、世界を作り替える。
新聞テレビ、法曹界、学会、政治、科学などあらゆる分野をマイノリティ有利に作り替える。
たとえばリベラル思想、たとえばジェンダー思想。
あるいは人権もそうなのかもしれない。
自分たちに都合の良い時だけのダブルスタンダードな、人権、差別、平等、多様性、ジェンダー平等、などなどの誕生だ。
日本の近い過去にも似たようなマイノリティが存在した。
マイノリティであることをバネに彼らもまた、日本の芸能界、新聞テレビ、企業のトップなどなどに進出した。そして日本の主導権を奪えるようになった。
世界のマイノリティと日本のマイノリティの関係性については私もよくわからない。どちらかがどちらかを利用しているのか、それとも仲間なのか。
世の中が差別に厳しいのは、差別された側が主導権を握った証拠だ。
差別は強者側しかできない。弱者は差別することはできない。
ダブルスタンダードも同じである。
強者側だけがダブルスタンダードを行うことができるのだ。
いまはマジョリティよりマイノリティの方が強い時代なのだ。
いまはマジョリティがマイノリティに差別される時代なのだ。
この先世界はマイノリティ主導のもとで共産主義体制に向かうだろう。
(いやもうすでにある意味世界は共産主義体制なのかもしれない)
それはマイノリティの主導体制を揺るぎないものにするためだ。
そのためには国家を無くし国境を無くしマイノリティの脅威となる軍隊を無くす。
新聞テレビを人民の教育指導係、時には警察に仕立て、リベラル思想をもって異分子を取り締まっていく方向だ。
指導部マイノリティの管理のもと
人民にはみんな平等で無個性という幸せを与える。
みんなが平等で無個性なら差別は起こらない。
男と女という差別もない。
いじめも起こらない。
他人と比べることも競うこともないので心穏やかで幸せになれる。
マイノリティ指導部の管理のもとで、まさに理想世界が実現するのだ。