洗脳者は、我々の内部表現にあらゆる書き込みをして、我々を制御しようとする。洗脳者が書き換えやすい仮想世界に我々を引きずり込もうとする。
以上を、苫米地 英人 (著)『苫米地英人コレクション1 洗脳護身術』56ページより引用させていただきました。
テレビを洗脳者だと仮定すると、テレビの作り出している仮想世界とはどのようなものでしょう。
大雑把に言えばリベラル左翼思想に偏向した仮想世界でしょう。
テレビの作り出した仮想世界において民主主義とは常にマジョリティがマイノリティに配慮する世界です。さらに男と女が完全に平等の世界。性はたった二つではなく多様に存在する世界。
テレビによる視聴者の内部表現書き換えは放送することによってなされる。
いや実際には視聴者が自らの意思でテレビの言うとおりに自身の内部表現を書き換える。
テレビはみんなの共通の話題なので乗り遅れるわけにはいかない。
みんな自発的にテレビによって自身の内部表現を喜んで書き換えているように見える。
テレビというかマスメディアというかそれらの作り出している仮想世界はいっぱいあり過ぎる。
夫婦別姓制度が最重要の仮想世界。LGBTが当たり前の仮想世界。二酸化炭素が地球温暖化の最重要原因である仮想世界。日本ではK-POPや韓国ドラマが大ブームである仮想世界。日本が軍隊を持てば必ず戦争をするという仮想世界。非常事態条項は絶対危険であるという仮想世界。安倍晋三は死に値するほどの悪人であるという仮想世界。ああこれはテレビではなくSNSか。
SNSもテレビに負けず劣らず仮想世界を作り出している。
地球は平面であるという仮想世界。新コロワクチンは人口削減のための兵器であるという仮想世界。人工地震や気象兵器が日常的に使用されている仮想世界。トランプとプーチンは悪と戦う光の戦士という仮想世界。憲法改正国防軍非常事態条項絶対悪仮想世界。侵略者が虐殺もレイプもしない仮想世界。
そもそも陰謀論自体が仮想世界だ。
いまや世の中は仮想世界だらけだと思う。
ほんとのリアルな現実世界を見つける方が困難だ。
でもほんとのリアルな現実世界を見つけるのは簡単なんだよね。
テレビも新聞もネットも過剰に見なきゃいい。
そんなもん見ないで本当に自分がやりたいことをやればいい。
他人と比べないで他人にどう評価されるかも考えないで自分が本当に好きで本当にやりたいことをやればいい。
そうすればほんとのリアルな現実を生きることができる。
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