
ごく少数の幸せの為に多数が犠牲になるのは民主主義ではなく。
多くの人の幸福を求めるのが民主主義だ。
多くの人の幸福を求めた結果ごく少数の人がそこから漏れることもあるかもしれない。
全ての人が幸福になる道の実現というのは事実上不可能に近い。
100人の人間がいてその100人全員が賛成することなんてまず存在しない。
だからこその多数決になる。
より多くの人が幸福になる道を選ぶのだ。
それが民主主義だ。
多数決によって負けた方は数が少ない方であり数が少ない方は不幸になる人が少なくて良かったと喜ぶべきなのだ。そして数が少ない方は自分が犠牲になることで多くの人を幸福にすることができた喜びをかみしめるべきだ。そうすることによって双方が幸せになれる。
数が多い方は多数決の犠牲になった数の少ない人たちに感謝すべきなのは言うまでもない。