ゆえに常に上に立つ者は民から奪おうとする。
民のためにすることはその対象が膨大なために多くの費用が必要となる。
逆に少しの費用でも多くの民から集めると膨大な費用になる。
これが常に国が民をないがしろにしそして民に重い税金を課す理由であろう。
民に施すというのは効率が悪いのだ。
たとえ一億円でも一億の民に施せば一人当たりたったの一円である。
一円もらっても誰も喜ばないだろう。
しかしたった一円であっても一億の民から集めれば一億円となる。
一円と一億円どちらが効率的であろうか?
答えは出ている。
ここからさらに次の答えも導かれる。
国が民のために何かをしているのをアピールするなら数が少ない人に多めに施した方が効果的と分かる。
これが常に国家がマイノリティを優先的に大切にする理由であろう。
マイノリティは数が少ないゆえに多くの金額を施すことができる。
多くの金額を施せば国家が民のことをたくさん考えているとアピールできる。
マイノリティを優遇すれば国家は国民のことを考えていると少ない費用で効果的にアピールできるのだ。

コメント