【ここが重要】世界は民主主義に向かっているのではなく共産主義に向かっている

民主主義とは何か。
多数決を原則とする最大数の幸福を求める主義である。
そのため少数者に我慢を強いる場合も時にある。
そこをカバーするのが思いやりである。

共産主義とは何か。
指導者グループがその他大勢を平等に支配する主義である。
みんな平等なら不満は生まれないだろうという考えだ。
平等の為には多数者の自由や大勢の幸福は犠牲になる。
なので聖人並みの指導者グループが要求される。

もしあなたが世界征服を目論むならどっちの主義が望ましいと考えるだろう。
当然共産主義である。

たった一人で世界を征服するのは大変である。
共同でグループで世界を征服したほうが楽である。
私ならそう考える。

一人で世界を征服したのなら、常に自分の地位が他者によって奪われる不安と戦わなくてはならない。
しかしグループで世界を征服するのなら、その心配はいらない。
互いに警戒し協力し合って自分たちの地位を脅かす者たちを排除すればいい。
そしてその排除するための武器を気づかれずに用意しておくだろう。

筋書きはこうなる。

最大多数の意見が通っていると見せかけるために常に民主主義を重視しているふりをする。その一方で共産主義化を隠れて行う。

新聞テレビを使いマイノリティーに配慮して最大多数が我慢するのが進化した民主主義であると宣伝そして布教する。
そうやって指導者グループが優位に立つ社会、指導者グループには逆らえない社会を構築していく。法的に整備していくということだ。

邪魔者は支配下に置いた新聞テレビを使い、人権や差別などを武器として使い、それに反していると大々的にキャンペーンを行い社会的に抹殺すればよい。
そのうえで自分たちの息のかかったものと置き換えていく。

こうやって少数者優先でその他大勢は無視される社会が作られていく。
大勢の自由は平等の名のもと正々堂々と奪われていく。

優秀なリーダー集団と平等の名のもとに支配されるその他大勢という共産主義社会が生まれていく。常に少数者に配慮が要求され平等こそが幸福であるという社会がつくられていく。

しかしその他大勢はそれが民主主義のあるべき姿なのだと思っている。

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