人間は皆自分のことを神だと思っているから人間社会には建前と本音が必要になってくる

内心人間は皆自分のことを神だと思っている。
つまり自分が一番偉いと思っている。
これを言葉を変えるとエゴと呼ばれるものになる。

自分のことを最優先にするのは生き物としての宿命だ。
エゴがなく他人の為に死んでいたら、今この地球では生存していない。
エゴがあるから生きていられる。

それが現実。

生き物は他の生き物の生命を犠牲にしながら生きている。
それ以外の生き方は存在しない。

ビーガンと言われる人々も自分の生命を維持するために植物の命を奪っていることに変わりはない。
生きるためには他の命を喰らわなければならない。
命のない土や石を食べても人は生きられない。

命のあるものを食べるから生き延びられる。

しかし人間と言う誇り高き動物はそれでは自尊心が満足しない。
人間と言う動物は自分は動物ではないという顔をする。
その方が自尊心が満足して気分が良いからだ。

本当のこと、事実、真実、物事の本質を本音で語ってしまうと相手は不快になってしまう。
そして相手を不快にしては巡り巡ってこっちまで不快になってしまう。

そこで建前が必要になってくる。
人間は動物ではないという建前だ。

人間も動物に過ぎないという事実、本音、物事の本質は、人を不快にさせる。
神は不快を非常に嫌うのだ。
それが神が神たるゆえんだ。

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