なんでテレビのニュースやワイドショーの結論はいつも政府が悪いなんだろう?

テレビのニュース番組やワイドショーを見ていて結論が政府が悪いにたどり着かなかった例は巷にほとんど存在しない。
たいていは結論が政府が悪い、政府のせいだ、となる。

たとえば国民にそれを周知させなかったので政府が悪いとニュース番組やワイドショーのコメンテーターが言う。
だけど、テレビや新聞以外にどうやって政府がそれを効率的に国民に周知させることが出来るのだろう?

みんなの為になる政府のお知らせを世間一般に周知させるのがテレビの仕事、テレビの使命だと思うが、そうではないようだ。

差別と取れる発言ではあれだけテレビはそれを周知させるのに、政府からの大切なお知らせは、テレビは周知させない。そして、国民にそれを周知させない政府が悪いという結論になる。

政府を構成している人のほとんどは国民から選挙で選ばれた人々だ。
よって国民を悪く言うことは出来ない。
一方人間と言うのは自分の不幸を他人のせいにしたい生き物だ。
常に批判する相手を探している。

ここでテレビと国民の利害が一致する。
とにかくなんでも政府をたたけば、テレビと国民にとって利となる。
テレビは国民の不満を政府にぶつけてくれる。
政府は国民に悪口は言えないので沈黙するしかなく反撃はしない。
無抵抗な相手に向かってテレビはいくらでも批判放送をすることが出来る。
しかも国民がそれを観て欲求不満を解消できる。

政府を批判しとけばどこからも反撃されないのだ。
それどころか国民に感謝される。
まさにウィンウィンである。

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