人間は感情で動く。
どのように動くのか?
いい気分になるように、または、いい気分を続けるように。
そういう目的で動く。
生まれた以上人間はあとは生きるしかない。
どうせ生きるなら誰でもいい気分で生きたい。
我慢なんてしたくない。
痛みは欲しくない。
嫌な気分は御免だ。
だから人間の行動原理は「いい気分」。
いい気分の為に人間は動く。
そしてこのいい気分と言うのはだいたい人類共通である。
人類共通であるがゆえに、そこに特定の構造が生まれてしまう。
勝つこと比べることでいい気分になる人は、「敗者」を必要としてしまう。
負ける人がいるから勝つといい気分になる。
比べる人がいるから勝っているといい気分になる。
そして勝つことでいい気分になる人は自分と似たような人たちとタッグを組むことでより確実に勝つことができ、それを持続可能と出来る。
ここにウィンウィンの原理で結びついた勝ち組とその他大勢の無力な負け組が生まれる。
勝ち組は負け組に比べて力を持っているので、自分たちが勝つ構造をさらに自分たちに都合の良いものに作り変えようとする。そして他の勝ち組も利益が一致するので自然と協力し合うようになる。暗黙の了解で知らず知らずのうちに陰謀に加わることとなる。
このように勝ち組の支配構造は強化されその他大勢の負け組は増々弱くなっていく。
感情が人間を支配し、勝ち組が支配構造を作り、支配構造が負け組を支配する。
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